地域材振興にとっての最終的なゴール、それは部品部材化した製品の出口需要をどのように拡大していくのか、ということである。
しかし、木造新築市場、それも構造材とりわけ柱材需要だけで「振興策」と考える時代は既に終わりつつある。むしろ今後の市場趨勢を考えた場合、ストックの価値再生リフォーム等にどう関わっていくのか、という部分での市場展開が必要となっている。
また、「地域材」が住まいの付加価値として成立し得るのか、ということも問われている。この場合、ハードな部品部材活用だけでなく、顔の見える木材というソフトも含まれることは言うまでもない。
そうしたソフトを含めて「顔の見える木材での家づくり」が一つのムーブメントとして全面的に消費者に認知されていく時、地域材を取り巻く環境は大きく変化していく、と考えられる。
|